【映画】「銀河鉄道999(THE GALAXY EXPRESS 999)」様々なバージョンを聴く
前回紹介しました映画「銀河鉄道999」の主題歌、
まさにこの映画のために作られた銀河鉄道999のための名曲だと感じます。
前回、様々な才能の感性を重ねて生まれたこの曲について記事に書きましたが、
https://blogs.yahoo.co.jp/no1685j_s_bach/15704924.html
曲の疾走感と高揚感、そして、爽快感がやはり素晴らしい。
未来を予感させる広がりを感じさせます。
実は、この主題歌、近時、EXILEによってカバーされています。
https://youtu.be/G695jLOJ6kI
まさにEXILEという感じの曲調ですが、
オリジナルのごとく高揚感溢れ、前へ前へ推進していくというよりは、
穏やかな、いわば癒し系というような印象を受けます。
銀河鉄道999というよりは、EXILEを聴くべき音楽というべきかもしれません。
いい意味でも悪い意味でもスマートなんです。淀みがないといいますか。
そういう意味ではきわめて現代的と言えます。
そして、オリジナルのタケカワユキヒデさんが最近歌ったライブがあります。
https://youtu.be/6S3npjo2Y_c
映画から30年。
当時若かったタケカワユキヒデさんも中年になり、かなり太られました(^_^;)
実は、自分は、この番組をオンタイムで見ていまして、
こんなことを言ってはなんですが、
ちょっと演歌っぽいといいますか、かなりひどいと思いました(^_^;)
スマートなEXILEを聴いた後だと特に。
しかしながら、よく聴くと意外に味があります。
声は往年のものとは比べ物にならない、苦しげで決してスマートとはいえませんが、
この曲の言わんとするテーマを やはり歌っている。
歌というのは、上手いイコール心を打つではない。
技術的には劣ってしまっていても、心を打つ歌というのはあるんです。
それが歌の妙といいますか。
そして、最後に超変わり種のバージョンを2つお見せします。
まずはこちら。
https://youtu.be/xLK6lvlyGOc
やっぱり銀河鉄道999の実写化は日本人では無理ですね(^_^;)
このようにロシア系もしくは北欧系の人でないと。
また、実写化した鉄郎の小汚なさが半端なくて素晴らしいです(^_^;)
これはガラスのフレアさんなんですね。
フレアさんというのは999の食堂車のウエイトレスなんですが、
クレアさんのリアルは非常に厳しいものはあります(^_^;)
この演奏、機関車の疾走というよりは、リニアモーターカーのようなスピーディーさを感じます。
でも面白いと思います。
そして最後にお見せするのはジャズバージョン。
https://youtu.be/nAxoqRPS3oI
オリジナルから大幅なアレンジがありますが、
とてもお洒落な999に仕上がっています(笑)
ひたすらに前に進んでいた若い頃の昔を懐かしむといった風でしょうか。
感性に別の感性を重ね合わせてブレンドした素晴らしさを感じさせるもので、
自分的にはなかなか好きです。
皆さまはどのバージョンが一番気に入られましたでしょうか。