らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【閑話休題】相撲≒腕相撲?





今、大相撲夏場所が開催されている最中ですが、
実はこの自分、相撲についてはちょっとうるさいんです。
自分は子供時代、名古屋で生まれ育ちましたが、
通っていた保育園はお寺で、
大相撲名古屋場所で相撲部屋が宿泊する大きな寺でした。
その部屋は横綱大関を輩出した名門部屋でして、 
園内には相撲の土俵が作られており、
保育園児によるちびっこ相撲など頻繁に開催され、
幼心ながらに相撲に親しみをもって過ごしてきたのです。

では、相撲の面白さはどこにあるか。
ズバリそれは立ち合いであると思っています。






取り組み前の仕切りの時から勝負の駆け引きは始まっており、 
立ち合いが上手くいくかどうかで、
勝負の帰趨は決まってしまうと言っても過言ではありません。
もちろん、組んだ後にも、相撲の醍醐味はあるわけですが、
自分的には、互いに呼吸を合わせながらも機先を制する、
立合いの妙というものに一番ワクワクするわけです。


ところで、巷には腕相撲と呼ばれる競技があります。
しかし、この競技、腕「相撲」と呼ぶにはちょっと物言いがあります。
腕相撲というのは、手を互いに組み合ってから試合が始まるのですが、
これは、相撲でいえば、対戦相手と四つにしっかり組み合ってから、
取り組みが始まるのと同じです。

立ち合いの妙を相撲の醍醐味とする自分からすれば、
これを腕「相撲」と名付けたいのであれば、
やはり、最初から手を組み合わせず、立ち合って、
レディ・ゴーで、手を組み合うというところがなければ。


さて、この競技をアームレスリングと呼ぶのは、やぶさかではありません。
ある意味、相撲の立ち合い部分を省いた、
純粋な力比べともいえるシンプルな競技ですが、
その大会などは非常に熱気のあるもののようです。




特にアメリカで、とても盛んに行われているようですが、
子供の頃、スタローン主演のオーバーザトップという映画がありました。
https://youtu.be/nOmE9GmUH9U

アームレスリングというのは、力入っているぞというところが、
絵的にも様になりますし、競技としてもシンプルでわかりやすく、
映画として非常に面白かったと思います。


そして、こちらは、アームレスリング世界最強決定戦の模様です。

https://youtu.be/yWJgZ3tav7w

アメリカらしいパワーvsパワーの勝負というところですが、
こんな鎖帷子を頭にかぶっている奴が目の前にいたら、
それだけで笑ってしまって、腕に力が入らない(笑)


ちなみにアームレスリングは、漫画やアニメでも、
バトルもの、格闘もののワンシーンとして、取り上げられることが結構あります。
その中で今回はひとつ、以前、記事にもした北斗の拳に関するものをお見せします。
(参考)https://blogs.yahoo.co.jp/no1685j_s_bach/15541278.html

当然主人公のケンシロウが圧勝するのですが、
これって、勝った方もノコギリが結構危ないんじゃないでしょうか(^_^;)

https://youtu.be/NXoR2tYARrQ