【字余りの歌】61 冬の厚着
鉄塔も
厚着するなり
冬の空
もぞ
今年の冬はとても寒いような気がします。
首都圏では11月に50数年ぶりの雪が降りましたし、
新聞などで見る気温よりも、なにかしら寒く感じます。
ひと度風が吹くと、冷凍庫から吹いてきたようなその冷気に思わず身が凍(こご)えます。
そんな冷たい風の吹く冬のある日、
鉄塔のメンテナンスのためにかぶせられている防護シートが、
まるで冬の厚着をしているように見えましたので、思わず一句詠みました。
数日後、せっかく着ていたものを脱がされてしまっていて(笑)
吹きさらしで心なしか寒げに見えました。
しかし、この鉄塔の、着せたり脱がしたりする作業は、
全て人力でおこなわれていましたが、
これはスゴいことです(@_@;)
高所恐怖症の人は絶対無理ですね(汗)