らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【字余りの歌】56 叡知を集めて




叡知を集めて




仕事がとても忙しい週末
普段仲の良い美人の同僚にくだらないギャグを言ってキレられた
「今いっぱいいっぱいなんです」

その瞬間、何であんなことをしてしまったんだろうと
僕は奈落の底に落ちた

バレンタインデーも近いというのに
俺はなんてことをしてしまったんだ・・


少し経って彼女のフロアの横を通り過ぎると
その怒り立った背中が
私に話しかけないでと強烈なオーラを放っていた

それに跳ね返されるように僕はそのフロアを出た

どうしたらいいんだ・・・


誰も教えてはくれない

今まで幾百と触れてきた先人の言葉も何も語ってはくれなかった
孔子老子もお釈迦様も織田信長も無言だった

「諦めたらそこで試合終了ですよ」
スラムダンク安西先生は優しく僕に言ってくれた

でもどういう風に諦めないでいたらいいんだ


・・・・

今まで学んできた叡知を集め全神経を研ぎ澄まして
自分自身で自分らしい答えを見つけるしかない


・・・・

そうだ・・とりあえず何もしないでじっとしていよう



これしかない

ほとぼりが冷めてからまた考えよう
そうだ そうしよう
来週半ばくらいからおそるおそる頑張ろう


僕は自分の脳にある全ての叡知を集めてそう結論を出した





※えいち【叡知】
すぐれた知恵。深く物事の道理に通じる才知


これは自作の詩です。
独り言に近いかもしれません(^_^;)
ほぼ1年ぶりに作った詩がこれでは発想の枯渇を感じますが
まあ仕方ありません。
でもこの思いは綴じ込めて保存すべきだと感じ、即興で作ってみました。
今年はできれば月1くらいで自作を作りたいとは思っていますが(汗)
どうなることやら。