らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【閑話休題】女性の描く男性像

 


 
 
この曲は、先に見た映画「時をかける少女」の主題歌を歌った
奥華子さんの劇中挿入歌「変わらないもの」です。

主題歌「ガーネット」は女の子の想いを歌った曲でしたが 、
こちらの「変わらないもの」は 、
逆に、男の子の、好きな女の子への想いを歌った曲となっています。

非常に優しい心根の詩で、
聴いていて、とてもしっとりとした曲ですが、
と、同時に、女性が描く男性像だなと感じます。
まず、とても優しい。そして清潔 (笑)
(歌詞)http://j-lyric.net/artist/a04c9e3/l00af88.html

大河ドラマ「花燃ゆ」は幕末の長州の志士を描いたものですが、
女性が脚本を手掛けているせいか、
日本の未来に向かって、泥にまみれて前のめりに生きる猛々しい男たちというよりは、
やはり優しい男たちです。
その他の少女漫画などでもそうですが、
女性の描く男性ってホントに優しくて清潔なんですよ。
パステルカラーが似合う爽やか。
とでもいいますか。
このような男性は女性の理想像といえるのかもしれません。

でも現実に、こんな男性は、なかなか存在しません(^_^;)
男とは基本汚らしいものなんです。
良い意味でも悪い意味でも。

汚らしいということは悪いことばかりではありません。
汚らしさというのは、ある意味、生命力の強さでもあります。 
汚らしさを属性とする男は、汚らしさの中でも自己を失うことなく、
活動してゆくことができます。
そして、それにより活動範囲は広がりをみせます。
そういう意味では、清潔というのは、
生命力の弱さ、活動範囲の狭さでもあるのです。

また、男というのは、基本的に、がさつで単純です。
良きにつけ悪きにつけ。
しかしながら、単純だからこそ見えるものがあります。
複雑だからこそ見えなくなるものがあります。
単純だからこそ行動できることがあります。
複雑だからこそ躊躇してしまうことがあります。

今どき、男とは、女とは、と型にはめること自体古いと言われそうですが、
やはり、自分は基本的に男女は異なる属性を持っていると感じます。
自分の感じている男性像とは、おおまかですが、こんな感じです。
まあ、自分もそうですし(^_^;)

では、女性像は?という話になりますが、
記事も長くなりましたし、ここで深くツッコむのはやめておきます(汗)
また、いずれの日にか。

しかしながら、男女がそれぞれの属性を活かして、
相和し、上手くコンビネーションしながら生きてゆくことが、
一番ベストな方向を見出していくことができるのやもしれません。


冒頭の画像は秋桜(コスモス)の花。秋桜花言葉は「調和」だそうです。