らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【テレビ番組】「川口浩探険隊 原始猿人バーゴンは実在した」

 
 

年末は27日から休みでした。
年明けは4日まで休みでしたから、いわゆる9連休というやつです。
 
そんな1週間以上も家にいることができる休みなんて、
もう何年かぶりですから、
嬉しくて嬉しくて、ピザやポテトチップスを食べながら、
好きなプロレスやYouTubeやらを見て、
毎晩夜更かしをしながら、だらだらと過ごしておりました。
 
その時に観た映像のひとつがこれです。
 

 
川口浩探険隊 原始猿人バーゴンは実在した」
 
どのような番組かは、まず後掲の番組冒頭部分を見ていただきたいのですが、
ナレーションといい、音楽といい、かなりセンセーショナルなオープニングです(笑)
 
たぶん30代半ば過ぎの人なら、みんな知っている水曜スペシャル川口浩探険隊シリーズ。
世の中には未だ人知に触れぬ不可思議な事象が数多く残されており、
川口浩率いる探険隊がその謎に迫るというコンセプトの番組です。
自分もまだほんの子どもだったのですが、見ていました。
 
フィリピンのルバング島小野田少尉が見つかって10年足らずで放送されたこの原始猿人の企画。
ひょっとしたら、世界のジャンルの奥深くには、
まだ我々が存在するはずがないと思っているものがあるのかもしれないという
世間の人々の漠然とした心境を突いたタイムリーな番組だったといえるかもしれません。
 
さて、事の発端はフィリピンの新聞に掲載された1枚の写真に端を発します。
現代人とは様相を異にする原始猿人のような生き物が偶然写真に捉えられていたのです。
 

 
しかし、この写真だけでは如何せん不鮮明であり、事の詳細は明らかではありません。
手掛かりは1枚の写真のみであり、
その他の情報がほとんどない探険隊は、おそるおそるジャングルの中に足を踏み入れます。
そこでは毒蛇などが行く手を阻みますが、それに屈することなく前進する探険隊。
 
ジャングルの奥に進むにつれ、現代社会とはかけ離れた世界を目にする隊員たち。
その中で突然現れる一糸纏わぬ姿で水浴びをする謎の原住民の美女たち。 
そして、洞窟の落石、原住民の襲撃、原始猿人のトラップなどてんこ盛りの困難にも打ち勝ち、
遂にその最も奥地で探険隊は原始猿人バーゴンを発見するのです。
 
水辺でワニを力任せに振り回す無双の怪力の原始猿人バーゴン。
心なしか最初からワニはぐったりしているようにも見えますが(^_^;)
そして、ターザンのようにジャングルの木々の間を自由自在に敏捷に跳ね回る原始猿人。
あと、バーゴン、飛び込みメチャメチャ上手いんです。
頭から飛び込んで凄い勢いで滝壺に一直線に吸い込まれてゆきます。
 
こんな並外れた体力をもつ原始猿人を捕まえられるのかと思いきや、
意外にあっさり探険隊に捕獲されます(笑)  
 
そして、ラスト、ヘリコプターに乗せられて、フィリピン少数民族保護省に保護されるバーゴン。
 
後で検索したのですが、フィリピンに少数民族保護省という役所はありませんでした(笑)
 
原始猿人バーゴンはその後、一体どこへ行ってしまったのか・・・
 
 
 
ところで、自分は元旦に外出せねばならず、渋々だらだら生活から立ち上がりましたが、
出かける前日の夜、ふと洗面所の鏡を見ると、
なんと、そこには、無精ひげが伸び、髪も伸びきってよれよれの寝癖のついた
原始猿人にも似た男が目の前に立っているではありませんか(^_^;) 
 
原始猿人バーゴンは確かに実在した(笑)
 
30分後にはきちんとした現代人に戻りましたけれどもね(^_^;) 
 
 
せっかくの三連休ですから、興味のある方はぜひ全編を見ていただいて、
御自身の目で原始猿人バーゴンの姿を是非とも御確認になってみてください。