らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【閑話休題】サッカーワールドカップ日本代表雑記

 



 
選手のみなさん、サポーターのみなさん本当にご苦労様でした。

今までワールドカップの話題を故意に避けていたのですが、
それは自分の、熱心に応援しているチームがかなりの確率で負けるという特殊能力ゆえでして(^_^;)
(参考記事) http://blogs.yahoo.co.jp/no1685j_s_bach/5040748.html
今朝、日本代表の試合が全て終了しましたので、
その雑感みたいなものを書こうと思います。

自分はいつも早起きなんですが、今朝もいつも通り5時過ぎには起きまして、
朝ご飯を食べながら、ヤフーニュース速報などをちらちら見ながら
コロンビア戦の経過を気にしておりました。
PKで先行された時は、ひょっとして自分が試合を見ているからじゃないかと思いましたが(^_^;)
岡崎選手の劇的な同点弾にはとても興奮して、カッと目が覚める思いでしたね。

後半が始まる頃、なぜか急に深い眠気が襲ってきましたので、
これは神が日本を勝たせようとしていると思いまして(笑)
嬉々として二度寝の眠りについたのですが、
起きたら敗退していました(-.-;)残念です。


これは後付けの理由なのかもしれませんが、
やはりシードのコロンビアは、他のチームより頭ひとつ抜けているように感じましたね。
ですから実力的にほぼ三並びの日本、ギリシャコートジボワールは、
コロンビアには負けても他のチームには1勝1分が絶対条件だったんだと思います。
それができたギリシャは勝ち抜けて、
できなかった日本とコートジボワールは敗退した。
そういうことではないかと。
ですから、最終戦で最強のコロンビアに絶対勝たないといけない条件下にあった日本は、
もうその時点でかなりのビハインドを負っていたということなのでしょう。

しかしながら、他のグループを見ますと、
イングランド、スペイン、イタリアといった優勝経験のある強豪も敗退していますから、
勝敗は兵家の常といいますか、そういう部分も往々にしてあるように思います。

ですから今回の残念な結果に、あまりガッカリしたり怒ったりしないで、
長いスパンで日本サッカーというものを眺めながら、応援してゆくのがよいように感じます。
それがサッカーを心から愛し、楽しむということではないかなと。

日本人の体つき、気質に最も合うサッカースタイルはどのようなものであるのか、
また、それを様々なタイプの敵にどう対応してゆくのか、
野球ではそういうスタイルが確立していると思うんですけど、
サッカーはまだそれを模索している最中のような気がします。
その時々の指揮官のタイプと好みにより
4年ごとに、とっかえひっかえしているような感じがあります。
常時強い国というのは必ずそういうスタイルを持っているものです。
日本サッカーが、そういうものを見い出してくれる
素晴らしい指揮官に巡り会えることを切に願っております。
個々の選手それぞれは既にかなりの力を持っていると思いますよ。

そのような日本独自のスタイルが確立し、かつ世界に誇るスーパープレイヤーが現れた時に、
日本のワールドカップベスト8なり、それ以上の夢は叶うのではないかと感じます。
不可能な絵空事ではないと思いますね、個人的には。

まあ自分は、にわかファンで偉そうなことは言えないので、このくらいにしておきます。


ところで、今朝一番、たまたま仕事の用向きで渋谷に行ったのですが、
大勢のサポーターの人達がハイタッチで賑わう…という光景はすでになく、
いつもの淡々とした渋谷の街の表情に戻っておりました。
その落ち着きぶりにちょっと拍子抜けしてしまったほどでしたが、
それでも熱狂の残り香といいますか、
ほんの微かですが、そのようなものも感じられたように思いました。


ここで一句

 
閑(しずけ)さや
兵(つわもの)どもが
夢の跡



もぞ





朝9時くらいの渋谷の風景だったでしょうか…