【旅】東海道線普通列車帰省の旅
父の四十九日の法要が終わってからも、
いろいろな後始末で何度か名古屋に帰郷しておりますが、
自分が実家に帰省する時には、
いろいろな後始末で何度か名古屋に帰郷しておりますが、
自分が実家に帰省する時には、
特に急ぎでなければ新幹線を使わずに、
東海道線の普通列車を使うことがよくあります。
そういうことを言うと、ええっ！？とよく驚かれますが、
皆さんが思っているより、そんな大変な旅ではありません。
全部で３～５回くらい乗り換えて、５時間半くらいの所要時間で、運賃は五千数百円です。
これくらいの時間だと、ちょうど寝るもよし、読書するもよしで、結構使い勝手がよく、
また意外に普通列車の車窓というのは、のんびりと楽しいものです。
つい先日もそのような帰省をしましたが、
その時、少々面白いこともありましたので、そのお話を少し。
その時の帰省では、お土産に、横浜のＪＲの駅の崎陽軒の売店で、
横浜名物のシュウマイを購入。
東海道線の普通列車を使うことがよくあります。
そういうことを言うと、ええっ！？とよく驚かれますが、
皆さんが思っているより、そんな大変な旅ではありません。
全部で３～５回くらい乗り換えて、５時間半くらいの所要時間で、運賃は五千数百円です。
これくらいの時間だと、ちょうど寝るもよし、読書するもよしで、結構使い勝手がよく、
また意外に普通列車の車窓というのは、のんびりと楽しいものです。
つい先日もそのような帰省をしましたが、
その時、少々面白いこともありましたので、そのお話を少し。
その時の帰省では、お土産に、横浜のＪＲの駅の崎陽軒の売店で、
横浜名物のシュウマイを購入。
横浜市内の主なＪＲの駅には崎陽軒の販売店があるんです。
実は結構このシュウマイが好評なんですよ。
しかし、前日も遅くまで仕事で、帰ってから準備やらなんやらで遅くまで起きていて、
電車に乗るなり、すぐウトウトしてしまいました。
ハッと目覚めると、そこは乗り換えなければいけない駅。
気付くと向かいのホームに乗り換えの電車が止まっていて、発車のベルがけたたましく鳴っています。
マズい、乗り遅れる！
飛ぶように電車を乗り換え、
実は結構このシュウマイが好評なんですよ。
しかし、前日も遅くまで仕事で、帰ってから準備やらなんやらで遅くまで起きていて、
電車に乗るなり、すぐウトウトしてしまいました。
ハッと目覚めると、そこは乗り換えなければいけない駅。
気付くと向かいのホームに乗り換えの電車が止まっていて、発車のベルがけたたましく鳴っています。
マズい、乗り遅れる！
飛ぶように電車を乗り換え、
自分が飛び込んだと同時に、電車のドアが閉まりました。
ふー、やれやれと思った瞬間、ハッと気付きました。
しまった！シュウマイ、座席に置いてきてしまった！
シュウマイだけはカバンに入らなかったので、別に袋で持っていたのですが、
慌てていたので、そのまま座席に置いてきてしまったのです。
乗り換えの電車はしばらく平行して走るのですが、
シュウマイはどこにあるのか、窓に張り付いて探していると、
平行して隣を走る電車の座席にぽつんと寂しげにシュウマイの袋が(^_^;)
あ～、もうどうすることもできない…
と、しばらく茫然と向こうの電車の座席にたたずむシュウマイの袋を見ていました。
しばらくして、２つの電車は次の駅に到着しようとしていました。
その時、自分はピンときました。
間に合うかもしれない…
２つの電車は同じ駅に停車するので、
停車のタイミングによってはシュウマイを奪回できるかもしれない…
しかし、無常にも２つの電車は向かいのホームではなく、
連絡用階段を使わなければいけない、
かなり離れたホームにそれぞれ滑り込みました。
しかし、自分は躊躇しませんでした(^_^;)
ドアが開くなり、連絡用階段を駆け上がり、脇目もふらずシュウマイめがけてまっしぐらに。
先にシュウマイが何号車にあるのか確認しておきましたので、
その号車めざして、それこそ矢のように。
そしてシュウマイを奪回すると、また今来た階段を駆け上がりました。
シュウマイの隣に座っていたおばあさんが、自分の勢いにびっくりしていたような…(^_^;)
しかし、そんなことに構うことなく、一直線に元の電車へ。
そうしたら間に合ったんです…奇跡的に…
そして、やれやれと座るなり、またすぐ寝てしまい、
気が付くと、神奈川県境の湯河原でした。
ふと東側に目をやると、遠くに伊豆大島が浮かぶ相模湾の太平洋が見えます。
じきに熱海に入り、そこで乗り換え。
駅の売店で母の好きな田丸屋のわさび漬けを購入。
長い長い函南トンネルを越え、しばらく走ると、
そこはもう富士をいただく静岡県駿河の国です。
この日は天候が非常に良く、雲一つない春の青空に、
雪をかぶった富士の山をはっきりと見ることができました。
海は青い鏡のように平らかで
きらきら光を反射しており
富士の山は真っ白に尖って
真っ直ぐに青い空を突き抜けていました
その後、また寝てしまったんですけれどもね(^_^;)
富士川、大井川、天竜川を越え、
浜名湖を通り過ぎ、豊橋まで到着。
豊橋というと、もう名古屋はすぐそこまで、という印象です。
で、豊橋の乗り換えの合間に売店をのぞくと、
どこかで見たことのあるキャラが…
ふー、やれやれと思った瞬間、ハッと気付きました。
しまった！シュウマイ、座席に置いてきてしまった！
シュウマイだけはカバンに入らなかったので、別に袋で持っていたのですが、
慌てていたので、そのまま座席に置いてきてしまったのです。
乗り換えの電車はしばらく平行して走るのですが、
シュウマイはどこにあるのか、窓に張り付いて探していると、
平行して隣を走る電車の座席にぽつんと寂しげにシュウマイの袋が(^_^;)
あ～、もうどうすることもできない…
と、しばらく茫然と向こうの電車の座席にたたずむシュウマイの袋を見ていました。
しばらくして、２つの電車は次の駅に到着しようとしていました。
その時、自分はピンときました。
間に合うかもしれない…
２つの電車は同じ駅に停車するので、
停車のタイミングによってはシュウマイを奪回できるかもしれない…
しかし、無常にも２つの電車は向かいのホームではなく、
連絡用階段を使わなければいけない、
かなり離れたホームにそれぞれ滑り込みました。
しかし、自分は躊躇しませんでした(^_^;)
ドアが開くなり、連絡用階段を駆け上がり、脇目もふらずシュウマイめがけてまっしぐらに。
先にシュウマイが何号車にあるのか確認しておきましたので、
その号車めざして、それこそ矢のように。
そしてシュウマイを奪回すると、また今来た階段を駆け上がりました。
シュウマイの隣に座っていたおばあさんが、自分の勢いにびっくりしていたような…(^_^;)
しかし、そんなことに構うことなく、一直線に元の電車へ。
そうしたら間に合ったんです…奇跡的に…
そして、やれやれと座るなり、またすぐ寝てしまい、
気が付くと、神奈川県境の湯河原でした。
ふと東側に目をやると、遠くに伊豆大島が浮かぶ相模湾の太平洋が見えます。
じきに熱海に入り、そこで乗り換え。
駅の売店で母の好きな田丸屋のわさび漬けを購入。
長い長い函南トンネルを越え、しばらく走ると、
そこはもう富士をいただく静岡県駿河の国です。
この日は天候が非常に良く、雲一つない春の青空に、
雪をかぶった富士の山をはっきりと見ることができました。
海は青い鏡のように平らかで
きらきら光を反射しており
富士の山は真っ白に尖って
真っ直ぐに青い空を突き抜けていました
その後、また寝てしまったんですけれどもね(^_^;)
富士川、大井川、天竜川を越え、
浜名湖を通り過ぎ、豊橋まで到着。
豊橋というと、もう名古屋はすぐそこまで、という印象です。
で、豊橋の乗り換えの合間に売店をのぞくと、
どこかで見たことのあるキャラが…
豊橋と岡崎は同じ愛知県三河の都市であり、電車で１５分くらいの距離にあります。
オカざえもん、ひょっとして愛知県では流行っているのか？
と思っている間に、３つ、４つと、オカざえもんクッキーが売れていきました。
オカざえもん、ひょっとして愛知県では流行っているのか？
と思っている間に、３つ、４つと、オカざえもんクッキーが売れていきました。
豊橋で乗り換えたら、１時間たらずで名古屋に到着します。
実家は名古屋駅から車で１５分ほどのところにあり、
駅の大きなロータリーには、母自ら車で迎えに来ておりました。
車に入るなり母は、
「おつかれさん、だいぶ待っとんたんだよ。わたし、今日の晩ご飯の仕込みをして大忙しで、帰る時に、ちょっと
煮物をあんたに持たせてやろうと思って、キムチも好きだから前もって多めに漬けておいて、まあ、てんわやんわで。今日は行きがけに忘れてた餅をつく餅米を買って、それであゆ（孫）の学校のテストが…」
と、いきなり息もつかせぬマシンガントーク。
でも、この瞬間、あー、実家に戻ってきたんだなと実感したのでした(^_^;)
と、いきなり息もつかせぬマシンガントーク。
でも、この瞬間、あー、実家に戻ってきたんだなと実感したのでした(^_^;)
