【９月総括】

 

 

 

秋は来ぬ
紅葉は宿に
降りしきぬ
道踏み分けて
とふ人はなし


秋が来て
紅葉が庭に降りしきるけれども
それを踏みわけて
訪れる人もない



秋はこのような静寂なところで、
もの思いに耽ったり、本を読むことができれば、
言うことないんですけれども。
この歌に詠まれた空間は、理想の極みですね。


さて９月もいつの間にやら過ぎ去り、
１０月になってしまいました。


９月の【青空文庫】の読書は
「双子の星」「虔十公園林」宮澤賢治
「耳無芳一」小泉八雲
「病牀六尺」正岡子規

の４作品でした。

９月１９日は正岡子規の、９月２１日は宮澤賢治のそれぞれ命日でしたが、
それに伴う記事を書くことができて良かったです。

実は宮澤賢治の分は当日記事が間に合わず、
書くのをやめようと思ったのですが、
「虔十公園林」の主人公の生き方を書くにあたり、
やはり賢治の生き方と絡めて書く方がよいと思い、
その命日に追悼するような形で掲載しました。
まあ何回忌かの法事の場で、
故人の人となりを語るみたいなものです。

あと小泉八雲「耳無芳一」から、
平家物語、太平記の鎌倉幕府滅亡の話まで
話が発展して、自分も楽しく記事を書くことができました。

実はもう１つだけ、平家物語に絡んだ記事を予定しているんです。
クラシック音楽絡みで。
絡めているつもりで、絡んでないかも(^_^;)


クラシック音楽といえば、
９月から新たにカテゴリーを設けさせてもらい、
いくつか記事を書かせていただきました。

いかがだったでしょうか。
あんな感じで、これからも月３回くらいのペースで書きたいと思っています。


さて１０月の予定ですが、
来週、８月末以来、久しぶりに名古屋に帰省します。
９月に父が転院しましたので、
何かしら【父の病】の記事を書くことになると思います。

【青空文庫】の読書の記事も、３つくらい完成間近なものがあるので、
それが掲載できればよいなと思っています。

あと久々に【旅】の記事も。
食欲の秋らしい、グルメ編をお送りしたいと思います。
他とはひと味違ったグルメ記事になればと思います(^_^;)


あと、皆さんのブログを訪問させていただいたり、
コメントのやり取りをしていて、
いきなりテーマが閃くということが、
最近、多々あるんです。
「ザ・グレート・カブキ」の記事などは、その賜物です(^^;)

そういう意味では、自分自身、１０月はどんな出会いがあるのかなと
楽しみな部分がありますね。


それでは、いつものお願いではありますが、
今後とも当ブログを、なにとぞよろしくお願いいたします。