【字余りのうた】45 月明かり
きょうは
月明かりが
とても明るい
夜だつたので
いつも暗い
よろよろ歩く
古びた石の階段の道を
月明かりを見上げながら
のぼっていつた
今日は満月でした。
満月と満月に近い月とでは、明るさに格段の差があるような気がします。
数年間朝の散策をして、月を眺めて
そう感じるようになりました。
横浜は小さな丘が多く、坂道が多い街です。
昔からある半分朽ちかけたような、石の階段の道がたくさんあります。
階段も均等でないので、いつもは足元を見ながら、そろそろ上ってゆくのですが、
満月の夜だけは大丈夫なんです。
昔の人もよく月を眺めたのか、満月には特別の思い入れがあるようです。
真偽を問わず、いろいろな満月の伝説ってありますね。
東洋では満月は美しいものというような印象で受け取られますが、
西洋では満月は不気味なものというような印象で受け取られることが多いようです。
満月の光を浴びて、狼男になってしまうというのはその典型例ですね。
たぶん西洋人にとって夜の闇というのは恐ろしい存在で、
闇に煌々と輝く満月は、そこに君臨するもののように
不気味に感じたのかもしれません。
それにしても、我ながらここまで月に魅入られるとは。
自分、前は月の住人だったのかもしれません(^^)
かぐや姫のように、いつか満月の夜、金縛りにあい、
月からのお迎えに連れ去られてしまうかもしれませんね(^^)
あれ、ちょっと話違ったかな(^_^;)
あれ、ちょっと話違ったかな(^_^;)