「七夕の夜に宙(そら)を見上げて詠む」
天の河
瞬(またた)く星は
宙(そら)遙(はる)か
ずっと首都圏に住んでいると、
天の川はおろか個々の星の瞬(またた)きさえもほとんど見えず、星空が遙か遠くに感じます。
雨が降って、どんなに空気がきれいに澄んでいても、天の川など夢のまた夢です。
生まれてかなり月日が経ちましたが、
残念ながら天の川を数えるほどしか見たことがないんです。
今年は街全体が節電しているとはいえ、
やはり例年通り織り姫と彦星の
ラブロマンスを見ることはできなさそうです。
一度でいいから、空
からしたたり落ちてくる天の河というものをゆったり眺めていたいものです。