らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【テレビ番組】2013年大河ドラマ「新島八重」



昨日の記事で少々大河ドラマ「江」の悪口めいたことを書いてしまったので、今回は少々応援めいたものを書こうと思います。

2013年の大河ドラマは震災関連プロジェクトの一環として、福島を舞台にした作品で「被災地を元気づけたい」として「新島八重」に決定したとの事です。

あー、新島八重さんやるのかと思った人はどのくらいいらっしゃるでしょうか。
新島八重さんて誰?っていう人が多いのでは。
新島襄の奥さんですよと答えても、新島襄って誰?と尋ねられるかもしれません。
それくらい知る人ぞ知るの人物です。

自分のブログ【人物列伝】好みの人物ですね。
自分はほんのさわりだけ知っていました。

新島 八重(1845~1932)
彼女は兵学をもって会津藩に仕えた家に生まれ、22歳の戊辰戦争時には断髪男装し家芸であった砲術を以て奉仕し、会津若松城籠城戦で自らも銃を取って戦ったとの逸話をもつ。戊辰戦争で父や兄は戦死。
明治維新後は京都に移って教育に従事し、30歳で新島襄と結婚。
キリスト教系の同志社大学設立に尽力する。
44歳で夫の新島襄死去。
その後日清・日露両戦争では自ら望んで看護師として働いた。
87歳死去。
夫の新島襄が妻八重を評して曰わく「彼女は生き方がハンサムなのです」

簡単ですがこのような人物です。
ひとかどの「女傑」というところでしょうか。

戦国ものや幕末ものの派手な事件の中心人物ではありませんので、イベント的には地味になるでしょうが、そこは脚本家の腕の見せ所ですね。
陳腐なスーパーウーマンものには絶対して欲しくないところです。

ただ新島八重さん若い時に会津を出て、それっきりの人なんですよね。
墓も京都にありますし。

震災関連プロジェクトの一環として福島を舞台にした作品で「被災地を元気づけたい」とするならば、ベタですが「野口英世と母シカ」を取り上げて欲しかった。
母シカはずっと福島に止まっていますから福島の描写もたくさん出せますし、英世とシカを応援する福島の様々な人々を出演させることもできます。郷土の絆、親子の絆もしっかり書けます。
英世も大成して、母シカを始め福島の人に会いに帰ってきますし。

新島八重さんはメインの舞台は京都なんですよ。エピソード的に明治以降福島の人や家族との絆っていうのはあまりないんですよね。会津魂は旺盛な人だったみたいですけども。
福島は途中からあまり出番はないかもしれません。

新島八重さんは大河ドラマより朝の連続テレビ小説のヒロインものの方が似合っているような気もします。

なにか今回も結果的に愚痴めいた記事になってしまいました(^_^;)
でもNHKにはきちんと受信料払っているからちょっとくらいはいいですよね(^_^;)