らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【東日本大地震関連】3・11地震記3

それでは本編に戻ります。

繰り返しになりますが、地震時横浜北部で地震にあい、
通常であれば電車で会社自宅へ1時間前後で行ける地点におりました。

その時考えたのが、まず「会社家族への連絡」次に「会社自宅にどうやって帰るか」
という2点でした。

「会社家族への連絡」については2において述べました。

今回は「会社自宅にどうやって帰るか」について述べます。

地震発生直後、鉄道は不通になり復旧の見込みはありませんでした。
鉄道の復旧を待って改札付近でひたすら待つのはあまり得策とは思われません。
なぜなら鉄道復旧のためには線路の点検が必要でありそれにかなりの時間がかかります。
今回の首都圏鉄道の復旧は一番早い私鉄でも6時間かかりました。
JRに至っては終日復旧しませんでした。
更に深刻な被害が出る規模であればそれ以上の時間を要すると思います。

そうすると選択肢は現場で待機するか、歩いて帰るか、その他の交通機関を使うかになります。

自分たちはできれば少しでも横浜に近づきたいと思っていましたので、移動することにしました。
そして自分は体力にもかなり自信がありましたので、歩いて移動しようかとも思いましたが、
同行の同僚が朝から少々体調が悪かったので、彼の体力温存のためにも歩いて移動は避けました。

ちょうどその時新横浜行きのバスが発車するところだったので、発作的偶然的にそれに乗り込みました。
今回に限っては結果的にこの判断は良かったようです。
なぜならば暖房の効いた暖かいバスに乗り、体力を温存しながら目的地に近づくことができたからです。

バスに乗車中気づいたことですが、
細い路地から幹線道路に出ようとする乗用車が非常に多く、
信号が停電していたことともあいまって、通常30分のところ4時間かけて新横浜に到着しました。
それらの乗用車を見ると50代60代くらいの夫婦づれで、
ある車はコンビニに入り、おそらく食料やら水なら必要なものを買いに車で出かけたのでしょうか。
そういう車が非常に多くバスはおろか緊急車両もなかなか進めない状態でした。
ですから地震発生直後の乗用車での外出は気持ちはわからないではありませんが、
控えていただきたいと思います。
それから各バス会社には地震時の臨時バスの増発マニュアルなどしておいていただければ、
人の移動にも有効かつ道路も効率よく使用することができると思います。

ただし繰り返しますが、
今回バス移動が有効だったのは、あくまで今回の首都圏の状況程度の場合という限定つきです。
更に被害が深刻であれば、道路自体も破壊されているため途中で立ち往生していたでしょう。
道路の復旧は鉄道の復旧以上に時間がかかりますから。

そうすると選択肢は現場で待機するか、歩いて帰るかですが、歩いて帰ることは絶対にお勧めしません。

移動する場合にまず頭に入れるべきことは
「いかに体力を温存しながら移動するか」
ということが非常に重要だと思っています。



申し訳ありません。
ちょっとどうしても出かける緊急の用事が発生しましたので続きは帰り次第必ずアップします。