らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【2月総括】

いつもブログを読んでいただいてありがとうございます。

2月もあっという間に終わってしまいました。

今月は芥川賞候補作家久坂葉子さんの作品から始まりました。
正直作品というよりその衝撃的生涯が読むきっかけだったのですが、死の前日に完成した「幾度目かの最期」はこれから死のうとする人間の意識とはこういうものかとなんともいえぬ重い気持ちになりました。
ここまで乗りかかっていますので彼女が苦しみながら書いた「灰色の記憶」「華々しき瞬間」もいずれ読まねばなりますまい。

久坂葉子
入梅」「落ちていく世界」「久坂葉子の誕生と死亡」「幾度目かの最期」


そのほか正岡子規の出会いには今後いろいろな作品との出会いを感じさせる予感がしました。
ブログを通じ短歌をやっていらっしゃる方とも知己になりましてとても嬉しい限りです。

正岡子規
万葉集を読む」


あと今月は閑話休題が少々多かったでしょうか。あまり読書とは関係ない話はしないように努めていますが、意外に?好評なので来月以降も少々脱線話も載せてしまいかもしれません。


閑話休題
「冬はつとめて」「作家の身長」「いろは歌」「映画 宮澤賢治‐その愛‐ DVD視聴」


それから何の本を読もうと悩んでいる方、カーソルアトランダム方式はいいですよ。
先月種田山頭火八木重吉などに引き合わせてくれましたが、今月もユニークな作品に出会うことができました。
特に「古事記物語」はまだ斜め読みしただけですが知的好奇心を非常に刺激され、これから読むのが楽しみな作品です。

「鱧の皮」上司小剣
「蕎麦の味と食い方問題」村井正善
古事記物語」鈴木三重吉


3月もいろいろな作品や人と出会えるのを願ってやみません。
そのためにはまず自分がいい記事を書かねばと思っています。

なおこの作品を読んで感想書いてみてというのがありましたら遠慮なさらず是非是非いただけたらと思います。
ただしこのブログのコンセプトから青空文庫掲載の作品でよろしくお願いいたします。
今後ともお付き合いよろしくお願いいたします。