らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【閑話休題】読書とブログ記事

この間ブログを読んでくれている知り合いが
「もたんもぞさんって読書したりブログ書いたりする時間がたくさんあるんですね。」
と満面の笑みで褒めてくれました。
悪意なく純粋に褒めてくれたと判断し許します笑

その人は作品を読み終わってその感想を書いて、次の作品を読んでというサイクルだと思っているようですが
実際は違う。
実は数種類の作品を同時に読んで、読みながら記事を書いています。
読んでいる途中でここについて書きたいと閃いたり文章が湧き出たりすることがありますが、
その欲求を我慢せずそこについてのみの感想をその場で書いてしまいます。

時間が経つと閃いたり湧き出たりしたものが萎んでしまうことがよくありませんか。
自分は読んだ瞬間の感動を大事にするようにしています。
うんうん考えて記事をひねり出すという無理はしないようにしています。

読み終わって記事の断片をつなぎ合わせて必要な部分を補完してひとつの記事として投稿することが多いですね。

ただ「夜書いたラブレターは朝読み直してから出せ」ではありませんが、書き上がったものはすぐ投稿しないで次の日に読み直してから投稿するようにしています。

トータルで読書と感想文に使用する1日の時間は通勤時間+お昼休み+αで2時間弱というところでしょうか。

自分自身の読書の感動を保存する方法としてはこの方法が一番いいと思っていますし、皆さんにブログを読んでいただく場合にも自分の思いを最もお伝えすることができると思っています。

正岡子規「病牀六尺」は彼が亡くなる前々日まで新聞日本に127回にわたって毎日連載されました。
脊髄カリエスという激痛に耐えかねる寝たきりの重病であったにもかかわらずです。

及ばずながら自分も自己研鑽目的のブログくらいは頑張って書いて、テクニックや才能は乏しいですから自らの「拙」をできる限り貫きたいと思っています。