「正岡子規」夏目漱石
子規と漱石の交友関係については一歩譲るところがある。
ところが他にいろいろ読んだりすると2人がまるで子どもの頃からの親友だったと錯覚を受けるほど
ところが他にいろいろ読んだりすると2人がまるで子どもの頃からの親友だったと錯覚を受けるほど
漱石にだけ見せていたフレンドリーな子規の素顔を伺い知ることができる。
男同士の友情というのは女性の方には今ひとつわかりにくい部分もあって、
男同士の友情というのは女性の方には今ひとつわかりにくい部分もあって、
ワイワイうるさいから漱石も加わらざるを得なくなって、
子規が勝手に頼んだ蒲焼きの代金を漱石が肩代わりさせられた挙げ句、
詩はよく作ったが漢詩や英語の能力は箸にも棒にも掛からない。
読めもしない哲学書をひっくり返し、弁論もあえて謹聴するに足る程の能弁でも無い、
試験勉強も適当。
ほとんどほめてませんね。
極めつけは冬寒いから火鉢を持って便所に入り火鉢に当たるため和式便器に逆向きに座って用を足し、
ほとんどほめてませんね。
極めつけは冬寒いから火鉢を持って便所に入り火鉢に当たるため和式便器に逆向きに座って用を足し、
更にその火鉢で肉を煮て食べるというエピソードですが、
ひとつは秋山兄弟よりはるかに日本中に知れ渡る有名な存在になっていること。
子規は「わしはそんなこと最初からわかっとったんじゃ」と言いそうですが。
もうひとつは温水洗浄便座の存在かもしれないですね。
1日何回も入って温かい便座に座って夢見心地で俳句でもひねっていたかもしれません。
しかしながら現代は人間が打たれ弱くなったのかイレギュラーな相手の行動を嫌う人が増えてきたからか
1日何回も入って温かい便座に座って夢見心地で俳句でもひねっていたかもしれません。
しかしながら現代は人間が打たれ弱くなったのかイレギュラーな相手の行動を嫌う人が増えてきたからか