【10月総括】
10月も終わろうとしています。
今月の初め、関東を直撃した台風の話をしましたけれども、
まだあれから1ヶ月しか経ってないんですね。
その僅か1ヶ月の間に首都圏はぐっと涼しくなって、秋めいてまいりました。
まず今月は、西郷隆盛と西南戦争についての記事をいくつか書きました。
司馬遼太郎さんの作品に引用されている資料、日記などの類いは掘り出し物が多く、
読んでいて、非常に興味惹かれることがあります。
今回読んだ「城下の人」もそのひとつですが、
その時代の世界観がぐっと身近に広がったように思います。
今回読んだ「城下の人」もそのひとつですが、
その時代の世界観がぐっと身近に広がったように思います。
大河ドラマ「西郷どん」もいよいよ明治編ということで佳境に入ってきて、
ちょうど今回色々読んだ辺りの話になってきましたので、
ちょっときちんと見てみようかなと思っています。
その他では、「足でピアノ」というヘンテコな記事を書きました。
なかなか近藤正臣さんのように足でピアノを弾くことはできませんが(笑)
記事で紹介したバッハの作品「足鍵盤のための練習曲」BWV598も、
これはこれで人間業とは思えない足の動きです。
この曲は足鍵盤だけの曲ですが、
通常のオルガン曲は、手の鍵盤と足の鍵盤を合わせて弾くわけですから、
オルガニストの頭の中ってどうなってるのかと感心してしまいます。
こちらは、バッハの有名な作品「トッカータとフーガ ニ短調」の演奏ですが、
珍しく足鍵盤の見える演奏風景となっていますので一度ご覧ください。
https://youtu.be/02CtQp2Fpo0
バッハは、生前、作曲家としてよりもオルガニストとして名を馳せたといいます。
当時の人は皆、バッハのオルガン演奏を聴いてあまりもの上手さに驚いたそうですが、
ある時、弟子が、バッハにオルガンを上手く演奏するにはどうしたらいいか聞いたところ、
「然るべき時に然るべき鍵盤を押すだけでいいのだ」と言ったということです。
野球で、長嶋さんが「ヒットを打つには来たボールを打てばいいのだ。」
という答えをしたのと似たものがありますが(^_^;)
もしタイムマシンがあったら、バッハのオルガン演奏をぜひ聴いてみたいですね。
タイムマシーンがあれば聴いてみたいと思うのは、ベートーヴェンのピアノ演奏もそうです。
ベートーベンはペダルの踏み方が巧みで、 ズシンと心に響くような音を出したといいます。
というわけではありませんが、
11月、この人のベートーベンのピアノ演奏を聴きに行きます。
決してバットマンの敵役ではありません(^_^;)
ブルーノ・レオナルド・ゲルバーという、ドイツ音楽を極めて正統派的に弾くピアニストで、
今現役ピアニストの中でベートーベンを弾かせたら、世界で3本指に入ると自分は思っています。
久しぶりのコンサートでちょっとワクワクしています。
というわけで、11月も変わらずよろしくお願いいたします。