らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【漫画・アニメ】テニスの王子様








先日、甥のテニスの記事を書きましたが、
その記事の題名を「テニスの王子さま」としました。
https://blogs.yahoo.co.jp/no1685j_s_bach/15831114.html


昭和に記憶のある世代としては、テニスの漫画といえば、
やはり、「エースをねらえ」で決まりというところですが、

https://blogs.yahoo.co.jp/no1685j_s_bach/9818426.html

平成のテニス漫画といえば、この「テニスの王子様」(略してテニプリ) 。








ちなみに、巷でも大人気で、アニメ化以外に、ミュージカル化されたこともあるようです。





https://www.youtube.com/watch?v=d_DG1c8g2fk


ちょっとこのミュージカル、興味ありますね(笑)


もちろん、名古屋の実家には全巻揃っていて、
テニスをやっている甥っ子や姪っ子にも大人気のようです。


この作品、どんな内容かと申しますと、
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%8E%8B%E5%AD%90%E6%A7%98

アメリカ各州のテニスJr大会で連続優勝の経歴を持つテニスの天才少年、越前リョーマ


アメリカから帰国したリョーマは、テニスの名門青春学園中等部に入学する。
全国制覇を目指す青学テニス部に入部し、1年生にしてレギュラーとなったリョーマが、
様々な対戦校やライバル、時に仲間との試合を経て成長していく。

というわけです。

テニスの名門中学が舞台で、中学1年の主人公が仲間たちと切磋琢磨するというところは、
ウチの甥と、かなりストーリーが重なるではありませんか(@_@;)

この漫画、最初、非常に真面目に、テニスについて描かれています。
テニスの天才少年らしい素晴らしい技の披露と青春群像。



たとえば、主人公が繰り出すツイストサーブ。






実はこのサーブ、トッププロのフェデラー選手が同じようなサーブを放ったのではないかと、
テニプリファンの間では物議をかもしたようです。
https://youtu.be/kHKBeg0wKjc


このように、ギリギリのところでリアリティーを保ちながら、
テニス漫画としてのクオリティを維持していたわけですが、
しかしながら、連載が長期化するにつれ、
凄い技のライバルを倒すと、さらに凄いライバルが現れる。
その凄いライバルを、さらに凄い技で倒すと、
さらに凄いライバルが現れ・・というストーリーが繰り返される事になり、
(これを必殺技のインフレ化と言います)
いつの間にか、ドラゴンボール聖闘士星矢を足して割ったような漫画に作風が変化していきました(^_^;)

例えば、どれだけ相手が打ち返せないショットを打つかという事よりも、
どれだけボールもろとも相手を場外に飛ばすかという事に力点が置かれたり、







選手が客席まで飛ばされて、
審判も冷静に0-15とコールしている場合ではないような気もしますが(^_^;)

あと、その選手のボールを打ち返すと、次々と五感を奪われ、試合不能に陥るとか(笑)



ギャグ漫画もしくはバトル漫画としては申し分ないのですが、
テニス漫画としては・・・

惜しい、実に惜しい(-_-;)
今からでも、重力サーブとか、波動球とか、必殺技をくらった相手が立ったまま気絶して負けるとか、
(参考)https://youtu.be/xlsE-NvMhP8
全部無かったことにして、
普通のテニス漫画として再開して欲しいものです。

テニスに必死にまじめに取り組んでいる甥っ子も大好きな漫画なので。

でも、前の記事で紹介した甥っ子のセリフ、
「まだまだ課題が多くて道は険しい。」

ひょっとして、これは、自分はまだテニプリの必殺技を会得していないという意味なんじゃ(-_-;)