らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【字余りのうた】4 うぐいす

「朝の散策にて鶯の初鳴きを聞いて詠む」



鶯(うぐいす)の
初鳴き淀(よど)まず
ほうほけきょ
春待ちわびて
備えたるかな



自分が住んでいる横浜では例年より8日遅い桜の開花宣言がありました。
今朝散策しておりましたらいきなり完璧に「ほーほけきょ」と鶯が初鳴きしたのを聞きました。
今年は春が来るのが遅かった分余分に練習して春に臨んだのかしらと思い詠みました。


最初

鶯(うぐいす)の
初鳴き淀(よど)まず
鳴くを聞き

という上の句だったのですが「鳴く」が重なって良くないかなと思い、

鶯(うぐいす)の
初鳴き淀(よど)まず
ほーほけきょ

としましたが「ー」は句を見てちょっと品がないかなと思い現在の形にしました。
最終形でもちょっとコミカルな感じで、やっぱり最初の形がベターかなと結構悩んでいます。
五十歩百歩であるなら自分的には最終形の方が気に入っています。